2014年10月14日火曜日

ボロパン(クラストパンツ)作りました。


ぼく、今年で30歳になったんですが、初めてボロパン作りましたよ。

・・・遅くない?(笑)

長年っていうツッコミしたくなると思いますが、どうかご容赦くださいw

近くで見ると、縫い目はこんな感じです。
きたねえw
まぁ、家庭科の成績はあまり良くなかった方だしねぇ。

作成するにあたって、一番参考にさせて頂いたのがcyber dyne official blogさんです。
制作過程を写真で紹介していて、わかりやすいです。

さてさて、僕が作ったパンツのレシピ。
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◆材料
 1.ベース
   +履き古した黒のストレッチパンツ

 2.いらない布地
   +ジーパン
   +Tシャツ
   +布製のベルト

 3.糸 (黒、白、オレンジの3色)
 4.好きなバンドのパッチ

◆道具
 1.裁縫針

◆制作時間
 30時間
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こんな感じです。
毎日コツコツ2週間くらいかかりました。

ではでは、苦労した点や発見など書きますね。

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1.道具が不十分

ミシンがあれば、前述のcyber dyneさんで作り方を紹介しているように、
あらかじめズボンを断裁できるのですが、
我が家のミシンはぶっ壊れてました。

というわけで、ズボンの中に手を突っ込んで縫って、を繰り返し、繰り返し。
何度も指を針で刺しちゃいました。

断裁すると、とっても縫いやすかったハズです。
そんなわけで、こんなに時間がかかったのかなと。
終わって見ると、達成感も一塩~。

2.膝の穴

どうして、クラストパンツは膝に大きな穴が空いているものが多いんだろう?
と常々感じてました。

が、僕はNK6 / LOST PARTYのベースのヤナさんが履いているようなパンツが
格好いいなあと思ったので、特に何も考えずにドンと穴を開けました。

いざ、制作途中から履いてみて思ったことがあるんです。

(ストレッチ効かなくなってやがる・・・)

考えてみれば当然なんですが、ストレッチ性のない布や糸で縫い付けていくと、
ズボンは伸びなくなりますね。

そんなわけで、フトモモのあたりは座ると結構窮屈です。
膝の穴もそういう合理性もあるのかなぁなんて思いました。
僕はドラムも叩くので、運動性は重要な点です。

空けといてよかったよホント。

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こんなところです。

最後に。
有識者の中には、お気づきの方もいるかと思いますが、
のっけから書いていることが、なかなかに甘いですよね。
クラストパンツを履くようなタイプではない文面、方式。

自身でも思います(笑)

動機は、自由への象徴を作り上げたかったからです。
社会からの目ですとか。
好きなものを好きに身に付ける、考える、行動する、そういう象徴。

身につけたら、それでどうなるかって言ったら
そりゃ何が変わるでもないですけど。
でも、自分を解き放ちたい、そんな気がしたからです。

制作すること自体も目的のひとつでした。
最近は、「クラストパンツが売っている」ということも聞いたんですが、
僕の場合、苦労しなくちゃ、向き合わなきゃダメだったんです。

でもさ、実際、制作途中から愛着が湧いてくるんですよ~。
針を押していた指に残るゆるやかな痛みさえも愛おしい。
えーと、
思いはそうしてあったのだけれど、それの依代をボロパンに求めたのは、
僕の場合、ファッション的で、安直で、
自由を求めながら、誰かのイメージ・思想に身を寄せている
と思われるかもしれないけど・・・。

まぁ、それはそれで、いいじゃない(笑)
思う人も、それを考える自分も、もうよろしい。
僕は作りたかったから作ったんだ!

っつーことで全てはオーケー!

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